「テイクアウト専門店 JESUS」

樋浦 宗はごく普通の男。
親の仕送りだけを頼りにのびのび生活していたのだが、ある日ぷっつりとその仕送りが途絶えてしまう。
このままではまずいと少なからず危機感を覚えた彼は
せめてバイトでも始めようと、色々な所に行くもことごとく落とされていた。
そんな時に目を通したバイトの広告チラシ。
その片隅に小さく書かれていた『テイクアウト専門店 JESUS』のバイト募集。
何か惹かれるものを感じ、彼は意を決してこの面接へ向かった。


もっと早くにその惹かれる何かに違和感を感じるべきだった…と
エプロン姿で日本刀の手入れをするヤクザ風の男を前にして
宗は思った。






→前にブログで序盤を公開していた話。
なんか唯一ギャグ方面な気が。ギャグって難しいっすよね。


別にヤクザばっかりな店じゃないんすよ。ヤクザ風ですし。普通の。うん。元ですよ。うん。
他にも褐色の天然元シスター、カーネルおじさん風の店長、メイド服好きなツンデレハーフ帰国子女。
なんかすげぇラインナップ。