「煙草」
哉樹零亜は思い出す。
年に一度、必ず決まった日に夢に出る。
身体に染み付いた煙の匂い。
常に同じ銘柄の煙草を口にくわえ、こちらをからかって反応を楽しむ彼――
哉樹零亜は思い出す。
今日は彼との、大切な日。
今日は、彼の――
→Mateliand's外伝。
本編より4年前、哉樹零亜15歳当時に起きた、現在の彼女を築き上げた出来事のひとつ、
恋仲だったある男との話。
本編進行に合わせていずれ書くつもり…なんすけど
その本編が進んでないー^q^
しかも別に本編待たなくてもいいー^q^